DPCデータの分析とかやるブログ

DPCデータの分析なんかをテキトーにやってます。

DPCチェッカー 0.05を公開しました

DPCチェッカー 0.05

いきなりですが、業務の片手間にツールを作ったので公開します。
こちらからどうぞ。 DPCチェッカーはEF/Dファイルを読み込み、出来高対比を算出したり、退院時処方のエラーチェックを行うソフトです。
Flask/Pandas/SQLite3で実装されたウェブアプリケーションで、ブラウザ上で動作しますが、実際にはローカルで動いています。
(初回起動時に、dpc.dbというDBファイルを作成し、そこにデータをストアする仕組み)

こんなのを作ろうと思った経緯

私は普段のDPC分析業務の殆どを、Jupyter Notebook上で行っていますが、それだと他の人が困るかなーと、ここ数ヶ月ぼんやり考えていました。誰でも使えるGUIがあるといいよね、と。
この数週間はすごく調子に乗っていて、「ちょっとC#かじってアプリをでっち上げよう!」と意気軒昂でしたが、うん、これ、そんな簡単なもんじゃないですね…SQLiteのドライバの挙動とか、C#の言語仕様とか、WPF(Windows Presentation Foundation、Visual C#GUIアプリケーションを作るときの枠組みのひとつ)とかと1週間ちょい格闘した後、ふと我に返りました。

これ、完成しないんじゃね?

偉い人は言いました。「たぶん動くと思うからリリースしようぜ」と。
私の技術では動くところにすら到達出来ません。さっさと諦めて、いつも使っているPythonでWebアプリケーションにすることにしました。
こっちはプレゼン目的にでっち上げたこともありますので、すぐに作れます。
今、Jupyter Notebookでやっているデータの可視化や、このブログで書き殴ってきた様々なクエリ発行も、このアプリケーションに纏めていこうと考えています。

ちなみにGit Hubを使うのはこれが初めてで、ろくに使い方がわかってません。色々ヘンテコなところがあると思いますがご勘弁ください。
ツールの中身については…はい、ひどいシロモノです。色んな修正点が必要になると分かっています。
「なんてひどい!こんなの書き換えてやる!」と思った方は是非そうしてください。当然改変・再配布・利用フリーです。