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DPCデータの分析とかやるブログ

DPCデータの分析なんかをテキトーにやってます。

「Electronではじめるアプリ開発 ~JavaScript/HTML/CSSでデスクトップアプリを作ろう」読んでます

年明けに「Webが全てにやってくるぞ!」と書いておきながら、何もしてなかったので本を買いました… というのは冗談で、ずっとNode.jsいじってました。で、Electronでアプリ化するにあたり、適当にブログやStackOverflowの記事なんか読みつつ書いてたんですが、やっぱり英語は辛いですね!
素晴らしいタイミングで日本語の本が出たので飛びつきました。ああ、日本語だ…落ち着く…

が、あんまり「めでたし、めでたし」とゆー話ではありません。

JavaScriptの世界の恐ろしさ

第三章からアプリケーションを作り始めますが、いきなりReactが登場します。え、Reactってなに?という向きはここで篩い落とされるか、公式のチュートリアルを読みに行くことになるでしょう。
そうそう、ReactはJSXっていう、HTMLをJavaScriptに埋め込んだみたいなシンタックスを使うらしいですよ!当然素の状態ではブラウザで読み込めないので、トランスパイラを噛ませる必要があります。
え、トランスパイラって何ですか、って?それは、JavaScriptでないものJavaScriptに変換するか、或いは特定のバージョンのJavaScriptを、別のバージョンのJavaScriptに変換するものです。
10年前に、JavaScriptスクリプト言語だと学んだ気がしますが、今はコンパイラ言語になってたんですね!

はいはい、意地悪を書きましたよ。
別に今書いたようなことは、フロントエンドの世界では当然でしょう。CoffeeScriptは2010年にはもうありましたし、babelは2015年には話題になってましたからね。
しかしまあ、それでも泣き言を言うなら、JavaScriptは言語の外側が複雑過ぎる気がします。
貧弱な標準ライブラリの裏返しなのか、欠陥の多い言語設計をカバーしようとした結果なのかは分かりませんが、うーん、すごいカルチャーではあります。
ジャングル、というのがこの状況を表す最もよい言葉でしょう。

そもそも、デスクトップアプリケーションを取り巻く状況が…

とまあ、恨み言を書きましたが、別にこの本に問題があるわけではありません。
本自体は、読んでいくと今のWeb開発の景色が見えるようで、とても面白いです。日本語で書かれた唯一のElectron入門本ですし、これでReactの説明までしてたらボリュームが倍になったでしょうから、仕方ないと思います。
が、うーん…例えばC#WPFアプリケーションを書くより、Electronの方が絶対楽かと言われると、うーん…
恐らくアプリケーションのパーツ周りを書くのはElectronの方が絶対楽ですが(だってHTMLですし)、環境作りという点ではJavaScriptの負荷は高いなあ、という感じ。
まあそれでも、C#を一から覚えるよりはJavaScriptの環境作りに苦労するほうが楽そうですけど。

ちなみに、C#GUIアプリケーションを書くとすると、WPFが真っ先に候補に上がると思いますが、qiitaで検索すると268件しか出てきません。

qiita.com

JavaならJavaFXですが、こちらは何と111件。

qiita.com

Reactは604件。

qiita.com

そしてElectronは487件です!

qiita.com

みんな、どんだけデスクトップアプリが嫌いか分かりますね