DPCデータの分析とかやるブログ

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【雑談】DPCデータを扱う手法① 失敗例編

私がDPCデータを扱い始めてから、1年くらい経ちますが、こんだけ続けると一体何が「最適解」なのか見えてきます。 今日はそんな話を書いてみましょう。ご参考までに。

失敗したもの

  1. Excel (開始数秒で終了)

これについては試した人も多いのではないでしょうか。 DPCデータ、特にEFファイルやDファイルは、Excelの手に負えるシロモノではありません。 数分待ってようやくファイルが開き、オートフィルタをオンにしてまた数分待ち... あんまり素敵な体験ではないですね。
そして、どうせいつかハングします。

  1. Access (中継ぎしようとして失敗)

私はExcelが嫌いですが、マイクロソフトAccessが嫌いなようです。
というか、Accessに対するマイクロソフトの態度はネグレクトに近いものがあります。
驚くべきことですが、この2016年になってもAccessが扱えるデータベースは2GBが上限です。
400床規模の病院であれば、半年ちょっとでオーバーするサイズです。
(場合によってはもっと速く埋まる可能性もあります) この、Windows XPの太古から引き継がれてきた仕様は、もはや今となっては合理的な根拠が見出せません。
たぶん「さっさと当社のSQL Server製品へ移れ」というのがメッセージなのでしょう。